エネルギー供給と糖質の役割
筋力トレーニングにおいて、最高のパフォーマンスを発揮するためには、トレーニング前の栄養摂取が極めて重要です。特に、エネルギー供給の大部分を担う解糖系の働きを考えると、適切な糖質の摂取が欠かせません。
トレーニング中、筋肉はATP(アデノシン三リン酸)をエネルギー源として使用します。しかし、ATPの貯蔵量は限られているため、継続的な運動にはATPの再合成が必要となります。この再合成の主要な経路が解糖系であり、その材料となるのが筋肉内のグリコーゲンです。
グリコーゲンの貯蔵には時間がかかるため、事前の糖質補給が不可欠です。糖質を摂取してからグリコーゲンとして蓄えられるまでには約4時間を要するとされています。
糖質摂取のタイミング

トレーニングの時間帯に応じて、糖質の摂取タイミングを調整することが重要です。
- 午前中にトレーニングを行う場合
前日の夜に体重1kgあたり5~8gの糖質を摂取することが推奨されます。 - 午後にトレーニングを行う場合
当日の朝から昼にかけて、体重1kgあたり1~4gの糖質を摂取することが理想的です。
これらのタイミングで糖質を適切に摂取しないと、筋グリコーゲンが不足し、ATPの再合成が制限されることで、高出力のパフォーマンスを維持できなくなる可能性があります。さらに、筋小胞体からのカルシウム放出にも影響を及ぼし、疲労が早まる傾向があります。
トレーニング前の具体的な食事例
朝トレーニングを行う場合(前日の夜の食事)
- 玄米と鶏胸肉、温野菜
- サツマイモと鮭のグリル、味噌汁
- 全粒粉のパスタとツナ、トマトソース
昼・夕方にトレーニングを行う場合(当日の食事)
- 朝食:オートミールとプロテイン、バナナ
- 昼食:白米と鶏胸肉、ほうれん草のソテー
- トレーニング30分前:エネルギーバーとBCAA
これらの食事例は、運動前の栄養補給として効果的であるとされています。
参考:Nike公式サイト – トレーニング前の食事
避けるべき食事
消化に時間がかかる高脂質な食事は、トレーニング前には避けるべきです。例えば、揚げ物やこってりしたラーメン、バターたっぷりのパンやスイーツなどが該当します。脂質は消化に時間がかかるため、トレーニング直前に摂取すると胃もたれの原因となり、パフォーマンスの低下を招く可能性があります。
トレーニング後の栄養補給

トレーニング後は、筋肉の修復と成長のために適切な栄養補給が重要です。特に、糖質とタンパク質の組み合わせが効果的であるとされています。糖質は筋グリコーゲンの回復を促し、タンパク質は筋肉の合成を促進します。
具体的な食品としては、バナナや白米、マルトデキストリン(糖質)、プロテイン、鶏胸肉、卵(タンパク質)などが挙げられます。トレーニング後30~60分以内にこれらを摂取することで、筋合成が促進され、回復がスムーズになるとされています。
まとめ
筋力トレーニングにおいて、トレーニング前の適切な栄養摂取は、パフォーマンスと効果を最大化するための鍵となります。特に、糖質の適切なタイミングでの摂取は、エネルギー供給と疲労防止に直結します。また、トレーニング後の栄養補給も、筋肉の回復と成長に不可欠です。
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