「食べるだけで脂肪が燃えやすくなる」なんて夢のような話、実はある程度は現実です。
近年注目されているのが褐色脂肪細胞という脂肪を燃焼して熱を産生する特殊な細胞の存在。
この細胞を活性化することで、代謝を上げて痩せやすい体質を作ることができるといわれています。
この記事では、褐色脂肪細胞を活性化する代表的な食材3選を、科学的根拠や摂取目安とともにご紹介しながら、実際にトレーナーが試してみた感想も交えてお伝えします。
褐色脂肪細胞とは?
褐色脂肪細胞(brown adipose tissue)は、白色脂肪細胞と異なりエネルギーを熱として放出する働きがあります。
主に首の周りや肩甲骨の間、腎臓の周辺などに存在し、寒冷刺激や食事刺激によって活性化します。
特に重要なのが、この細胞は年齢とともに減少しやすいため、日々の生活でうまく活性化しておくことが重要という点です。
参考文献:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「褐色脂肪細胞の役割」
食べて活性化!褐色脂肪細胞を刺激する食材3選
1. 唐辛子(カプサイシン)
辛味成分として知られるカプサイシンは、TRPV1という受容体を刺激して交感神経を活性化させます。
これにより体温が上昇し、褐色脂肪細胞が刺激されて脂肪燃焼が促進されます。
- 推奨摂取量:1日あたり約2mgのカプサイシン
- 目安:唐辛子1本あたりに含まれるカプサイシン量は約1〜3mg
注意点としては、空腹時に摂ると胃に刺激が強すぎる場合があるため、食事と一緒に取り入れるのがベター。
2. 緑茶(カテキン)
緑茶に含まれるカテキンには、脂肪分解を促進し、エネルギー代謝を活発化させる作用があります。
さらに近年の研究では、緑茶カテキンが褐色脂肪細胞の活性を促すことも明らかになってきました。
- 推奨摂取量:500〜1,000mg/日
- 緑茶1杯(200ml)に含まれるカテキン:約80mg前後
日中の水分補給を緑茶に置き換えるだけでも、十分な効果が期待できます。
参考:日本カテキン学会
3. 生姜(ジンゲロール)
生姜に含まれるジンゲロールやショウガオールは血管を拡張し、体温を上昇させることで褐色脂肪細胞を刺激します。
温活でも人気の生姜は、冷え性対策にも最適。
- 推奨摂取量:1日あたり1g(生のスライス2〜3枚が目安)
加熱調理するとジンゲロールがショウガオールに変化し、より体温を上げやすくなるといわれています。
実際に試してみた結果(体験談)
私自身、褐色脂肪細胞の活性化について調べているうちに「これは本当に日常に取り入れる価値がある」と感じ、まずは自分の体で試してみることにしました。
朝起きたらまず緑茶を一杯、昼食に唐辛子を使った料理を取り入れ、夜はすりおろし生姜を加えたスープを飲むというルーティンを2週間ほど続けてみたところ、まず感じたのが**「体が温まりやすくなった」**ということ。
今までは冬場に手足が冷えやすかったのですが、それがかなり緩和され、朝の目覚めも良くなりました。さらに運動中の発汗量も明らかに増え、筋トレの効率もアップした実感があります。
体重が大きく落ちたわけではないですが、体脂肪率が2%ほど減り、見た目にも引き締まった印象に。それよりも「日々の代謝が高まっている」という感覚が得られたのが何よりの収穫でした。
褐色脂肪細胞を活かすには「運動」との組み合わせがカギ
どんなに効果的な食材を摂っても、筋肉量が低く代謝が低い状態では十分に活かしきれません。
特にパーソナルトレーニングで適切な筋トレと組み合わせることで、褐色脂肪細胞の効果を最大限に引き出すことが可能になります。
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まとめ:WAFFLE GYMで代謝のスイッチをONに
褐色脂肪細胞を活性化する食材を取り入れながら、効率的な筋トレを続けることが脂肪燃焼体質への近道です。
立川にあるWAFFLE GYMでは、
- 運動初心者でも続けられる独自メソッド
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という3つの強みで、代謝改善・脂肪燃焼・体質改善を総合的にサポートしています。
体験トレーニングも受付中ですので、「運動習慣を作りたい」「代謝を上げたい」と感じている方は、まずはお気軽にご相談ください。
店舗情報

パーソナルトレーニングジム WAFFLE GYM 立川店
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