はじめに
ダイエットの方法は数多くありますが、最近の研究で「総摂取カロリーが同じでも、高タンパク食+小分け食事が効率的に減量できる」という興味深い報告がありました。
つまり、単に摂取カロリーを抑えるのではなく、「何を食べるか」「どう食べるか」が減量のカギになるということです。
そこで今回は、高タンパク食+小分け食事がなぜ減量に効果的なのか、最新研究のデータをもとに解説していきます。
研究概要:「タンパク質の量」と「食事回数」が減量に与える影響
ある研究で、56日間にわたり被験者の食事を以下の3パターンに分け、体重・体脂肪の変化を観察しました。
- タンパク質15%(通常の食事)×1日3回食事
- タンパク質35%(高タンパク食)×1日3回食事
- タンパク質35%(高タンパク食)×1日6回食事(小分け食事)
その結果、以下のような変化が確認されました。
研究結果
食事パターン | 体重減少 | 体脂肪減少 | 腹部脂肪減少 |
---|---|---|---|
通常食(P15%・3食) | – | – | – |
高タンパク(P35%・3食) | 約2〜4%減 | 約3〜7%減 | 約5〜16%減 |
高タンパク(P35%・6食) | さらに減少 | さらに減少 | さらに減少 |
なぜ「高タンパク+小分け」が効果的なのか?
この結果から、「タンパク質の割合を増やすだけで体重・体脂肪が減少し、さらに1日6回の小分け食事にすることで、その効果がより高まる」ことが分かりました。
主な理由として、以下のメカニズムが関係していると考えられています。
1. 満腹ホルモン「レプチン」の分泌量アップ
高タンパク食は満腹ホルモン(レプチン)の分泌を促進し、自然と食欲が抑えられる効果があります。
参考:NCBI – レプチンの役割
2. 安静時代謝の向上
タンパク質は消化吸収時に多くのエネルギーを消費するため、安静時代謝(何もしなくても消費するカロリー)が増え、結果的に脂肪燃焼が促進されます。
参考:Harvard T.H. Chan School of Public Health – Metabolism and weight loss
3. 血糖値の安定
小分け食事にすると血糖値の急上昇・急降下が起こりにくくなり、脂肪を溜め込みにくい体質になりやすくなります。
参考:American Diabetes Association – Managing Blood Sugar
高タンパク食+小分け食事を成功させるポイント
- 1食あたり20〜30gのタンパク質を摂取
- 炭水化物・脂質は適量に調整(極端な制限はNG)
- 2.5〜3時間おきに食事(血糖値の安定がカギ)
- 食事のバリエーションを増やす(飽きないように工夫)
- 運動と組み合わせる(筋肉を維持しながら脂肪を落とす)
特に、運動との組み合わせが重要。食事だけでなく、適度な筋トレを取り入れることで、より効率的に減量ができます。
まとめ:効率的に痩せたいなら「高タンパク+小分け」一択!
今回紹介した研究結果を踏まえると、「高タンパク食+小分け食事」が最も効率よく減量できる方法と言えます。
もし、「何を食べたらいいか分からない」「食事管理を続けるのが難しい」と感じる方は、プロのトレーナーと一緒に食事改善を進めるのも一つの方法です。
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