“筋トレの伸び悩み”、その原因は意外にもサプリよりも「水分管理」にあることが多い。立川 パーソナルジムで日々指導していると、水分を整えただけで集中力やトレーニングの質が変わるケースを数多く見ることができる
水分が果たす重要な10の機能
筋トレ中に水分が支える役割は、単なる喉の潤い以上に多岐に渡る:
- 体温調節:特に夏は熱がこもりがち。冷却と発汗機能の維持に不可欠
- 血流の維持:脱水は血圧低下や脳疲労につながる
- 酸素の運搬:赤血球の移動効率が水分に影響
- 栄養素の運搬:筋肉へのアミノ酸・グルコース輸送の基盤
- 関節の潤滑:可動域とフォームの質を保つ役割
- 代謝産物の除去:乳酸や疲労物質の拭い上げ
- 免疫機能維持:リンパ液や細胞環境に関与
- 吸収促進:腸からの栄養素グレード向上
- 消化・排便促進:代謝効果と腸内環境の改善にも寄与
- 脳・神経サポート:集中力・反応速度の維持
この10項目はパフォーマンスやフォームの質を支える“土台”。特にスクワットやデッドリフトのような高強度種目では、うっかり水分不足が事故にもつながりやすい
1日の水分摂取目安と管理方法
体内の水分は常に入れ替わっており、座って過ごすだけでも2〜2.5Lがターンオーバーされている。トレーニーであれば日常で2〜2.5L、さらにトレーニング中は追加で1L/時間を摂ると理想的
- 運動前後の体重差を2%以内に抑える
- 発汗の多い夏:水 + 電解質(ナトリウム・カリウム)の併用
- 15〜30分ごとに200ml前後:吸収効率と胃腸負担のバランスを保つ
厚生労働省も熱中症予防のための水分・塩分補給を推奨しており、科学的にも重要性が裏付けられている
飲むタイミングと工夫(シーン別)
シーン | 水分量の目安 | 補足 |
---|---|---|
起床直後 | 300 ml | 体温・腸の目覚めを促す |
朝食時 | 300 ml | 食事との相性が良く吸収効率が高い |
午前の仕事中 | 200 ml × 2 | 集中力維持とパフォーマンス安定 |
トレ前(30分前) | 300 ml | ウォームアップ効果と循環促進 |
トレ中(休憩中) | 150–250 ml × 数回 | 暑い日は電解質飲料も活用 |
トレ後補水 | 体重差 × 1.2~1.5L | グリコーゲン再合成と回復促進に役立つ |
入浴前後 | 各200 ml | 代謝と熱中症リスクの低減 |
就寝前 | 200 ml | 夜間の軽度な脱水を避ける |
季節ごとの戦略
- 夏:高温多湿で発汗量が増加。WBGT(暑さ指標)を参考に強度と補給頻度を調整
- 冬:乾燥で喉の渇きを感じにくい。タイマーを使って意識的に補給するのが有効
気象庁も熱中症情報を公開しており、夏の運動管理に役立つ
実践ケース:40代クライアントの変化
- Before:日中の水分はコーヒーとお茶で500 ml程度。トレ後に「集中力が切れる」「回復が遅い」との相談あり
- 改善プラン:
- 日中に1.5 Lを分散(起床・午前・昼・午後に小分け)
- トレ前300 ml、トレ中に200 mlを数回(計1 L)
- トレ後は体重差から1 L前後を60分かけて補給
- After(1か月):ベンチプレスのフォームが安定し、挙上回数が+2〜3回。睡眠の質も改善し、翌日の疲労感が軽減
水分だけで劇的に筋力が伸びるわけではないが、コンディションや回復力の底上げには確実に役立つと実感した例
よくある誤解をクリアに
- 「喉が渇いてからでいい」 → 脱水サインは遅い
- 「水だけで十分」 → 発汗量が多い場合はナトリウム不足に注意
- 「一気飲みすればOK」 → 吸収率や胃への負担とのトレードオフ
- 「トイレが近くなる」 → 小分け補給なら尿意を抑えやすく、尿の色で体内状態も確認可能
習慣化のコツ
- 500 mlボトルを分けて持つ
- 20分間隔でスマホにリマインダー設定
- 汗の量に応じて電解質を追加
- 日常動線に「飲むポイント」をあらかじめ作る
これだけでも続けやすさが格段に変わる
関連記事でさらに学ぶ
- 〝初心者向けペアトレーニングの魅力〟 — 継続しやすさUPの工夫
- 立川、日野で選ばれる理由と特徴 — 安心感・継続性を高める3つの強み
- 安くても高品質なパーソナルジム — 成果と価格のバランスを解説
まとめ
筋トレで成果を出す人は、意外と水分管理が徹底できている。サプリより先に“水”と“電解質”の習慣化を整えることで、パフォーマンスも健康も底上げできる
WAFFLE GYMでは、独自メソッド・完全担当制・低価格という三本柱により、生活習慣改善まで寄り添う体制を整えている。体験に来られる際には、日々の水分摂取量を記録して持ってきてもらえると、より具体的なアドバイスが可能
WAFFLE GYMの3つの強み
- 独自メソッド:10年・10店舗の経験から生まれた初心者に定着する設計
- 完全担当制:最初から最後まで同じトレーナーが伴走
- 低価格:広告費を抑えて、トレーナー教育に再投資
店舗情報
パーソナルトレーニングジム WAFFLE GYM 立川店
東京都立川市柴崎町6-16-8 ライジングビルB1F
多摩モノレール柴崎体育館駅 徒歩1分、立川駅南口 徒歩12分
TEL: 042-508-2873
