トレーニング後の甘い物摂取、本当に太らないのか?
筋トレを頑張った後、「少し甘い物を食べても大丈夫だよ」と耳にしたことはありませんか?今回は、トレーニング後の糖質摂取が体脂肪になりづらいとされる理由について、科学的な視点で解説していきます。
トレーニング後の「3時間以内」がカギ!糖質が脂肪になりにくい理由
結論から言うと、トレーニング後3時間以内に摂取する糖質は体脂肪になりにくいと考えられます。その理由は、体内で「GLUT4」という糖の輸送体が活性化するからです。
GLUT4とは?
GLUT4は、筋細胞や脂肪細胞に存在し、血中の糖を細胞内に取り込む働きをするタンパク質です。普段は細胞膜にあまり表れませんが、以下の条件下で活性化します。
- 筋トレ後のエネルギー消費によるAMPKの活性化
筋トレでエネルギー(ATP)が消費されると、AMPKという酵素が活性化します。これによりGLUT4が筋細胞の表面に移動し、血中の糖を筋肉に取り込みやすい状態を作ります。 - 筋収縮や血行促進の影響
筋肉を動かすことでGLUT4が直接的に活性化します。特に大筋群(脚など)を鍛えるとその効果が顕著です。
運動後に甘い物を摂るタイミングと量のポイント
【おすすめタイミング】
トレーニング直後から3時間以内に摂取することを推奨します。この時間帯はエネルギー消費が活発で、筋肉への糖の取り込みが優先されます。
【注意点:摂取量を適切に】
「太りづらい」とはいえ、摂取量には注意が必要です。摂取した糖質が運動で消費したエネルギーを超えると、余剰分は体脂肪として蓄積される可能性があります。
例として、30分の筋トレで消費するカロリーは約150~300kcal程度。その範囲内に収めるよう心がけましょう。
参考文献
- 厚生労働省 e-ヘルスネット
運動と栄養に関する基礎的な情報を確認できます。 - 日本栄養・食糧学会
糖質摂取やエネルギー代謝に関する研究情報が掲載されています。
まとめ
トレーニング後3時間以内の糖質摂取は、体脂肪になりにくいとされています。ただし、摂取量には注意が必要です。適切な範囲で糖質を摂り、効率的に筋肉を回復させましょう。
WAFFLE GYMでは、運動初心者の方でも無理なくトレーニングを続けられる独自メソッドをご用意しています。ぜひ、楽しく運動習慣を始めてみませんか?
詳細はこちら → WAFFLE GYM公式サイト
店舗情報
東京都立川市柴崎町6-16-8 ライジングビルB1F
多摩モノレール柴崎体育館駅徒歩1分、立川駅南口徒歩12分
TEL: 042-508-2873